活動の効果が!
「夢ふろしきの会」を初めてみると、おかげさまで、瞬く間に30人近くの参加者が来られるようになりました。
会の方たち同士での新たな仲間作りができ、電話をし合い一緒に食事に出かけたりと、心の輪が広がり表情も明るく活気が見られる様になりました。
自分で出来る事を見つけ、例えば、古民家のジオラマ作りであれば、紙粘土で人形を自宅で作ってこられたり、案山子作りなら、案山子の服を考え古着持参、着物の縫い合わせ、小物を考えたり、進み具合が気になり何かお手伝いが有ればと何度も施設へ足を運んで下さます。
昼食に柏餅を作る為に柏の葉を主人と山に採りに行くので任せてください!と、300枚以上の葉を用意して下さる事や、家で作った野菜を調理に使ってほしいと提供をして下さる等、皆さんの生活の中で月1回の夢ふろしきの会が楽しみとなっており、自分に出来る事は何かと考える機会も増えてきているように思います。
こちらが計画した会への参加型ではなく、会自体は月1回でも電話でアイデアを下さったり、外出の機会が有ったので寄ってみたよ!
食事の配膳・下膳や後片付けを一緒にしてくださったり等、受け身の姿勢から自分の役割を見つけ自主的な動きが出来る方も増えてきました。
陶芸作品作り!
案山子作成風景!
古民家ジオラマ作り!
特技を生かせる場として!
竹とんぼ作りが得意な男性には、実演をして貰い参加者と一緒に竹とんぼ作りを行い、
昔懐かしい遊びに老若男女楽しんで頂くことが出来ました。
案山子作りの際には、工具を使っての作業の部も多く、静止している案山子ではなく、
からくりも加えるなど仕事をしていた時の技術を生かし、色々なアイディアを作品にしてくださるのも男性の役割となっています。
地域にまつわる民話を紙芝居にした際には、会の方たちを通じて地域住民から民話を聞き出し情報を集め、
現場へ足を運び写真を撮り状況確認を行った事や、市内の歴史資料館で衣装を借りる、
盆踊りに参加しその歌を音響に利用する等行いました。
ビデオ編集は、パソコンの得意な参加者男性が力を発揮して作品が出来上がり、地域老人会やいきいきサロンで披露するなど、
会員の方の特技が生かせる場となり、”まだまだやれる!”という意欲につながっていると思われます。
これこそがふろしきの会が目指しているところです!
夢ふろしきの会の現在
会を進めていく中で参加者が増えた事、参加者の年齢(65歳から86歳)や作業レベルも差があるので個別での関わりが必要となり、
皆さんに楽しんで頂ける様に何度も検討を重ねてきました。恒例となった案山子作りは、ここ3年間は賞を頂く事が出来ており、
賞金が懸っているので皆さんの意欲も増して来ます。
ステンドグラス作りにも挑戦し、今までで初めての経験に心深い思い出の品が出来上がり、工房の先生が制作の様子や作品をインターネットで紹介して下さったことも良い思い出となりました。
会の皆さんの喜びや意欲向上が見られ、「楽しかったまた会いましょう・・」と笑顔で休まず参加さして下さることが何よりも私たちのエネルギーとなっています。
そして昨年から「夢ふろしきだよ全員集合!」という替え歌を作り、会の終わりに皆さんで歌って解散しています。
会の思いが全てこの中に詰まっています。今後も皆さんと一緒に健康年齢の維持、地域の活性化につなげていければと思っています。
手作り三味線で合奏!
銭太鼓作り!
ころげんマーチ!
毎回、最初のプログラムとして”ころげんマーチ”と題して、転倒予防体操を行っています。
365歩のマーチの曲に合わせての体操です。
す。
皆さんも是非!
静和寮支援センターの唄!
ふろしきの会の皆さんで一緒に作詞しました。
曲は夕焼け小焼けを使っていますので、口ずさんでみてください!