求人情報・先輩職員の声

中脇 貴子
生活支援員

美術や、つくることが好きで、利用者さんの芸術活動に関わっています。「どうすれば、(利用者さんの感性や作品)がより輝くか」をいつも考えています。

静和会で働く人の中には学芸員の資格を持つ方もあります。利用者さんの作品のカタチが様々なのと同様に、支援のカタチも様々だと思います。創作活動で生まれた「作品」が、一人でも多くの方に見て頂けて触れて頂けたらきっと、「障がい者の福祉」は、とても身近なものになるんじゃないかな、と考えます。

静和会に入ろうと思ったきっかけ

母親の実家が府中市だったことと、人が人として育てやすい環境から考えて、当時住んでいた関東から府中市へ。生活のことを思ったとき、身近に大日学園の存在がありました。東京でも福祉の分野での経験があり、支援のかたちをつくる人として働いています。

今のお仕事

自分自身、つくることが好きで、利用者さんの日中活動のカリキュラムを組ませてもらい一人ひとりに合わせた創作活動の提案とアイデアのヒントを提供しています。創作活動の過程でできてくる作品のバランスを見て、「どうすれば、より輝くか」をいつも考えます。たとえそれが作品にならず、見る人によっては「ゴミ」に見えたとしても、作り手としての利用者さんの「強み」、誰かに見てもらう「喜び」が見いだされるなら、とても嬉しいです。

1日の仕事の流れ

朝は、利用者さんの生活支援、身の回りのサポートを行います。お昼には食事の支援、午後は創作活動、午後三時以降は入浴介助や生活支援を行っています。

休みの過ごし方

美術館を巡ったり、好きなアートの世界のことを気が付けばいつも考えています。何気なく歩いていても、目に留まる石ころや葉っぱが創作のヒントに。ゴミ!?と思うものまでもが、作品の原型になってしまいます。リフレッシュしているようでいて、利用者さんの作品に繋がることばかり思っています。

静和会はこんなところ

利用者さんとの創作活動の時間に毎回、自分の頭の中をくつがえされることが起きるのが、関わりの楽しさです。こうじゃなきゃいけない、という四角い頭も丸くなるかな。そして利用者さんの達成感が、働き手の達成感にもなり一緒に喜べる。作品を「アート」として展示することが、外に出て行くきっかけにもなります。

静和会 広報

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